健康な脚とは?あなたの脚の状態チェック

walking5

脚の健康について一緒に考えてきましたが、いよいよ最終回となりました。
脚の健康をチェックするポイントをお伝えしていこうと思います。

できる?・できない?

健康な脚ができることにはどんなことがあったでしょう?もう一度、次の7項目ができるか振り返ってみてください。

  • 足の指を動かせますか

いかがでしたか?これはあくまで脚の機能のチェック項目です。日常生活では、危ないと感じる前から手すりにつかまるなどして転倒のリスクを減らすことが鉄則です。事故や転倒予防のため無理はしないようにしてくださいね。転倒予防のためにはこれまで紹介してきた、筋トレ、ストレッチ、ウオーキングの他に脚のバランス感覚を高める運動として、足の指を開いたり閉じたりして動かす体操や重心移動を意識する体操がおすすめです。

痛い?・痛くない?

痛みと動きのチェックです。

  • 膝関節が腫れていたり痛かったりしませんか
  • 股関節は腫れていたり痛かったりしませんか
  • 足の指が腫れていたり痛かったりしませんか
  • 朝起きた時、脚の関節がこわばったり動きにくかったりすることがありませんか
  • 脚の動きや感覚に左右差がありませんか

いずれも痛みの強い時には受診が必要です。動きの左右差が急に現れた時には大きな病気が隠れていることもありますので早めに受診してください。朝の関節のこわばりは関節リウマチなどの可能性もありますので一度受診してみることをお勧めします。

形が変わってる?変わっていない?

お風呂に入った時には、足全体をマッサージしながら、この5つをチェックしてみてください。

  • 脚の静脈の血管がボコボコと浮き出していませんか
  • 足の指の形が変形していませんか
  • 足の爪の形が変形していませんか
  • どこでできたかわからない傷やあざがありませんか
  • 膝は腫れていませんか
  • 指で脛を押した後、指を放しても脛がへこんだままになっていませんか

いかがでしょうか?昨日と違うところがありましたか?気になるところがあった時には一度受診してみましょう。特に、脚に指で押した跡がへこんだままになるような「むくみ」が見られるときは、腎臓の病気が隠れていることもありますので受診が必要です。
なかなかまじまじと見ることがない脚ですが、今日から毎日チェックをしてあげてください。チェックすることで変化を早期に見つけ、大事に至らないうちにケアしてあげることができます。

終わりに

もし外出中にこのコラムを思い出していただけることがあれば、立ったままの待ち時間に、体の重心を意識して左右の脚に均等に体重がかかっているかどうか確認してみてください。
そして頭はすっと真上に引っ張られるように、手は両脇にまっすぐ垂らす。この姿勢を摂ると自然に腹筋に力が入りお腹がへこむはずです。あっという間にあなたの姿は10歳若返ります。しばらくこの姿勢を保っていれば、それだけでよい運動になるのです。このように体は相互に関連しあってあなたを形作っています。脚のバランスが良いということは体全体の重心や姿勢に影響します。
そして、脚は動かすようにできています。脚を動かすことで血流が良くなり脳を含めた全身の血行もよくなります。脚の筋肉が増えることで基礎代謝が上がります。つまり脚の筋肉は、認知症も含めた生活習慣病から私たちを守ってくれているのです。

脚が健康なら、いつまでも自分のことは自分でできる私でいられる。それは何より大切です。さらに脚は出会いを支え、労働を支え、思考や心を支え、楽しむことも支えています。脚がどれだけ私たちの生活を支え目立たないところでがんばっているかを感じていただけたでしょうか?
どうか皆さま、健康な脚を維持して、充実した毎日をお送りください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です