習慣と食事で治そう!冷え症解消法

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「冷え」って何で起きるの?

冷え症は特に女性が悩みがちな問題ですが、なぜ女性に多いのでしょうか?その理由は主に体内の脂肪量が関係していると言われています。筋肉は熱がこもりやすく、代謝もよいものとされていますが、脂肪の場合は、冷えてしまうと熱が元に戻りにくいのが特徴です。女性は男性よりも一般的に筋肉量が少ないと言われています。そのため、一度冷え症になるとなかなか改善ができずに困る方が多いのも確かだと言えるでしょう。

他にも、ホルモンバランスや自律神経が乱れたり、ストレスなどで冷えてしまったりすることもあります。このような症状が起こると、血の巡りが悪くなったり、脳の電機信号がうまく伝達せず、自動的に体温調節をすることができなくなったりしてしまうなどといった事態が発生するのです。また、貧血や低血圧、その他の病気による症状でなる場合もあります。

このように、冷え症にはさまざまな原因があるので、習慣や食生活で予防や改善をしていく必要があるのです。

習慣で治す冷え性

習慣で冷え症を治すには新陳代謝を上げ、血行を促進するストレッチやマッサージが効果的です。全身に対し、習慣づけて行うことで、血の巡りをよくし、改善することができるでしょう。ストレッチやマッサージは、他にも身体の凝りや倦怠感もよくなってくる上に、ダイエット効果なども期待できるので一石二鳥ですし、できれば毎日行うように取り組むのがベターです。

さらに、入浴中や、その直後に行えば、血行を促進する効果を高めてくれます。ただ、入浴の仕方には注意しなければなりません。冷え症だと、身体を温めなければならないという意識が働きがちですが、あまりに熱いお湯は自律神経を鈍らせてしまうため、逆効果となります。40度程度のぬるま湯に浸かるようにし、それ以上暑いお風呂には入らないようにするなどの工夫が必要です。

これらを習慣化すれば、冷え症を少しずつ着実に治していくことができます。

食べ物で治す冷え性

習慣だけではなく、きちんとした食生活をしていくことでも冷え症を治すことができます。血行の促進が前提ですから、血をサラサラにするものとして野菜類が挙げられるでしょう。しかし、野菜なら何でもいいというわけではありません。中には、血液の循環はよくなるものの、身体を冷やしてしまう食材もあるのです。

まず、効果があると言われている食べ物はごぼうやにんじん、レンコンなどがあります。これらは血液をサラサラにする上に、身体も温めてくれるでしょう。特に期待できるのは、ニンニクや生姜です。逆に、摂り過ぎると身体を冷やしてしまうものは緑黄色野菜になります。

もちろん、冷え症対策のために一切摂らないとなると、栄養バランスが崩れてしまう可能性があるため、偏り過ぎない範囲で摂り入れることが大切です。栄養価の高い青汁に生姜を入れて飲んだり、ホットにした青汁を飲んだりすれば、栄養バランスを考えながら冷え症の改善に期待できるでしょう。

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