酵素ダイエットと適正な血糖値

酵素ダイエットと適正な血糖値

血糖値は生命の維持に欠かすことのできないもので、脳内で使われるエネルギーは100%ブドウ糖で賄われているのです。

通常の健康体では、空腹時血糖が80~110mg/dl未満で、食後2時間ほどには血糖80~140mg/dl未満が、正常値の目安として考えられています。

基本的に70以下は低血糖とされますが、怖いことにこの数値が50を切るほどの低血糖になると、大脳のエネルギー代謝が維持できなくなるばかりか、精神症状を起こしたり失神したりすることがあり最悪死に至ります。

酵素ダイエットを行う際には、糖尿病の有無を確かめる必要もあります。

体内における血糖値のメカニズム

血糖とは、血液中のブドウ糖のことを表し、血糖値とは血液に含まれているブドウ糖の濃度で、食事で摂取した栄養素は腸でブドウ糖として吸収されながら血液を通って運ばれ、脳内や筋肉なのどエネルギーとして使われるのです。

血糖の値が高い状態が続くようになれば、過剰なブドウ糖の影響で次第に全身の血管や神経が傷つきますので、さまざまな臓器に障害が起こり、この値を平均値に戻す役割をインシュリンによって補っています。

酵素ダイエットの酵素の力が、血糖の値を上昇させるようなことは無く、酵素はかえって体のバランスを整えますので、健康には大変良いと言えるでしょう。

酵素ダイエットと糖尿病予防

糖は人間の体内では、ガソリンの役目を果たすものですが、糖の濃度が高まると血圧の上昇や、体重が増え易くなるほか、どろりとした血液になるなどの体の異変の原因となります。

そこで、インシュリンを使い血糖値を下げることになりますが、暴飲暴食や糖質を取り過ぎることで異常な分泌が起こってしまい、これが頻繁に続くとインシュリンが分泌されにくくなるのが、糖尿病というわけです。

最近注目されているのが、この酵素ダイエットで酵素を取り入れる方法で、糖尿病に欠かせないのが栄養のバランスですが、酵素はこの栄養バランスのサポートをしてくれる優れものと言えるでしょう。

酵素ダイエットで健康サポート

メーカーによって酵素の成分には差がありますが、多いものでは数百種類もの野菜や果物、また野草や海藻などを発酵させ、さらに熟成させることで作られていますので、栄養のバランス面に関してはかなり優秀だと言えます。

血糖値を下げるのには、やはり栄養のバランスは欠かせないもので、空腹時にも血糖が下がらないように体内で調整されており、食事以外にも睡眠不足や疲労、風邪などの病気や過度のストレス、生理前などの体調不良時にも数値が上がってきます。

またピルの服用や、副腎皮質ホルモン剤の使用も数値が上がりますので、糖尿の気があると言われる方は医師との相談も必要になるでしょう。

 

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