野菜不足解消!はやりのスムージーって?

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スムージーとは?

スムージーとは、基本的に「果物・野菜などをミキサーによって滑らかにした飲み物」の事です。スムージーの材料となる果物・野菜は、冷凍された物を使う事が本来の形です。が、現在は冷凍という過程を挿まず、生のまま材料をミキサーに掛ける方法を取る消費者も多いでしょう。また、生の果物・野菜が含まれる為、加熱調理された野菜などよりも、食物繊維・ビタミン・ミネラルなど素材本来の栄養が多く残っており、またこれをダイレクトに体内に取り込む事ができます。その為、スムージーは栄養価が非常に高く、空腹になったお腹を満たしてもくれるという点で、ダイエット食品としても注目されています。他にも、先述した通り、果物・野菜に含まれる豊富な栄養素を効率よく体内に取り込む事ができる為、健康だけでなく美容に関する効果も期待されています。

いつから流行っているの?

スムージーの歴史は意外にもかなり古く、その起源は紀元前1000年のインドにあります。そもそも「果物等を細かく砕いてミルクに混ぜ、飲み物として摂取する」という発想はかなり古くから存在しており、アメリカにも1920年代、つまり戦前には既に同じものが存在していました。これは家電革命によってミキサーやジューサーが登場した事がきっかけとなっています。またそれから50年ほど時代を下り、戦後である1970年代。「スムージー・キング」という専門店がアメリカに登場し、これによって流行りの下地は出来上がりました。

普通のジュースとは違うの?

スムージーとジュースの違いは、まず飲んだ時の食感が挙げられます。スムージーは、本来凍らせた果物・野菜を使って作るものです。その為、飲んだ際に凍った部分が残っており、シャリシャリとした食感が得られます。シャーベット状と言った方が良いでしょう。
ただし、最近は生のままミキサーにかける人も多くなりました。その場合にもあてはまる明確な区別は、素材の使い方です。ジュースの場合は繊維等をそぎ落とし、果汁のみで作ります。果肉も使われる場合もありますが、やはり皮の部分などはそぎ落とされています。しかしスムージー作りにはこのそぎ落すという過程がありません。例えばみかんなどなら、スジも皮もそのまま使います。この為、ジュースよりも豊富な栄養素を効果的に吸収できる飲料として注目されているのです。

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