血糖値が高い状態が続くと、細い血管に障害が起こり、腎症や網膜症、さらに末梢神経にも影響するため足の壊疽(えそ)などが起こるリスクが高まります。
また太い血管に障害が起こることも考えられますから、動脈硬化などの心配が出てきます。動脈硬化が進行すれば、心筋梗塞や脳梗塞などの原因となります。
血糖値が上がりやすい糖尿病の患者さんは血糖値が高い状態が続くため、危険です。
青汁に血糖値改善効果があるのはなぜ?
血糖値が上がる原因には、炭水化物や甘いものの食べ過ぎ、カロリーの高いものを食べる外食が多い、食事の時間が不規則といった食事・生活習慣や、肥満、太り気味などの人も血糖値が上がりやすい傾向にあります。
青汁を飲むことで炭水化物の摂りすぎを抑えたり、カロリーを減らしたりすることができます。食物繊維が豊富で、食事の前に飲むことで血糖値の急激な上昇を抑える働きもある青汁は、飲み続けることで血糖値が上がりにくい体質になれると言われています。
特に水溶性食物繊維を多く含む青汁は、胃から腸への食物の移動速度を遅くし、小腸での糖質の消化を遅らせてくれるので、糖の吸収が穏やかになるため、食後の血糖値が急激に上昇するのを防いでくれるのです。
青汁に血糖値改善効果があるのはなぜ?
糖の代謝をサポートするビタミンB群や、インスリンの分泌を抑える作用があると言われるマグネシウム。これらは青汁に豊富に含まれている成分です。
多くの青汁にはこれらの成分が配合されていますが、中でも血糖値を下げるのに有効なのが、桑の葉だと言われています。
桑の葉には1-デオキシノジリマイシンという成分が含まれ、この成分には炭水化物がブドウ糖に分解されるのを防ぎ、血糖値が急激に上がるのを抑える働きがあるのです。桑の葉には亜鉛やマグネシウム、カルシウム、食物繊維などの栄養素も含まれ、コレステロールの吸収を抑える働きもあります。
糖をゆっくりと吸収させる効果は、ダイエットにもつながります。
青汁の血糖値改善効果を高めるコツ
さまざまな健康・美容効果があると言われる青汁は、糖尿病にも効果的と言われています。糖尿病はインスリンの作用が低下し、ブドウ糖が高くなることで高血糖の状態が続くことです。日本では5人に人以上が糖尿病にかかっているか、その予備軍と言われているほど多い病気です。
一度発症すると完治するのは難しいとされている病気ですが、食事や運動などで、血糖値を正常に保つことが可能です。
その方法としてオススメなのが青汁の摂取です。青汁を飲む習慣が血糖尿病にどのような効果をもたらすのか、服用する際の注意点などについて紹介しましょう。
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