プラセンタを注射することで、健康効果や美容効果が得られるとされています。内科や婦人科では、疲労回復や更年期障害の緩和として。美容外科や美容皮膚科では、美肌効果やアンチエイジング効果を得るために。このように、プラセンタ注射は様々な効果があり、多くの方が利用しています。
そんなプラセンタですが、肌に注射することでどのようなメカニズムで効果を発揮してくれるのでしょうか。その仕組みについてご紹介しましょう。
プラセンタと健康効果
プラセンタは、豚や馬といった哺乳動物の胎盤が使用されています。胎児を成長させる役割がある胎盤には、豊富な栄養素が含まれており、そのために産後に胎盤を食べると産後の体力回復に効果的であるとされています。こういったことから健康目的などで、内科や婦人科でプラセンタ注射がされることがあります。
プラセンタには、細胞を活性化させたり、血流を良くする効果があります。そのため、疲労を回復を促進したり、炎症を抑えたりしてくれるため、疲労回復だけでなく肩こりや自律神経失調症など様々な病を改善する効果があります。
プラセンタと美容効果
健康目的で注射するプラセンタは保険適用されますが、美容目的の場合は基本的には保険適用外となります。それでも多くの女性がプラセンタ注射を望んでいるのは、それだけ高い美容効果を得られるからなのです。
具体的な効果としては、新陳代謝が促進されることによって、シミやシワの改善がなされたり、女性ホルモンが安定するために、肌荒れやニキビが改善されたりするというものがあります。ただし、効果を維持するためには継続的に注射をしなければなりません。
プラセンタは注射でないといけないのか
プラセンタを身体に取り入れる方法としては、注射以外にもサプリメントなどといった方法があります。では、プラセンタを摂取する方法としてはどちらが良いのでしょうか。注射もサプリメントも、美容目的で摂取する場合は特に、どちらも即効性があるわけではなく、継続的に摂取する必要があります。
継続摂取するということを考えると、定期的に医療機関に出向いて注射をしなければならないということや、保険適用外である場合の費用の高さもネックになります。一方でサプリメントであれば、注射に比べると効き目が穏やかではあるものの、効果を感じつつも継続摂取がしやすいというメリットがあります。そのため、最近では注射からサプリメントに移行する方も増えてきているのです。
どちらもメリットデメリットがありますから、継続のしやすさや安全性などを考慮して選ぶようにすると良いですね。
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