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体内水分が足りないと老廃物が溜まります
こまめな水分補給が大切な理由
水分量を調節することは日々の健康に非常に大切です。日本体育協会が発行している『スポーツと栄養』によると、体の水分の減少は以下のような状況をもたらします。
水分減少量 | 症状 |
---|---|
2% | のどの渇き |
3% | 強いのどの渇き、めまい、食欲不振、吐き気 |
4% | 皮膚の紅潮、疲労感、脱力感、情緒不安定 |
6% | 頭痛、脈拍・呼吸数の上昇、ふらつき、手足の震え |
体内の水が不足すると、脳が体外に水を出さないようにします。発汗や排尿が減り、老廃物が体内に溜まり、むくみや内情の働きの低下が起きて、最終的には病気へ結びつきます。
1日に飲むべき水の量
血液、リンパ、細胞、脳を健やかにするために
健康にいい水の選び方
選び方1:生水を選ぶ
ミネラルを一定量バランス良く含んで、加熱処理をしていない生水は健康効果が高いと言われています。ミネラルウォーターの商品表示名に「(非加熱処理)」と記されているものが生水になります。
選び方2:硬度で選ぶ
ヨーロッパの水は硬度が高いものが多く、日本の水は硬度が低い軟水が多いです。
種類 | 硬度 |
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軟水 | 100mg/リットル未満 |
中軟水 | 100~300mg/リットル以上 |
硬水 | 300~1000mg/リットル未満 |
超硬水 | 1000mg/リットル以上 |
硬水は積極的に体を強化していく水です。軟水は、体のめぐりを良くする目的として取るのであれば、とても良い水になります。
選び方3:弱アルカリ性
人の健康な状態の体液は弱アルカリ性です。弱アルカリ性の水は人が参加した時の体液を弱アルカリ性に戻すのに有効です。
この症状にはこんな水をこんな飲み方で
1、高血糖対策
空腹時にアルカリイオン水を1杯飲みましょう。アルカリイオン水は最近の研究ですい臓のβ細胞を活性化させ、糖尿病の要望や改善が期待できるとされています。小腹がすいた時に、食前にコップ1杯のアルカリイオン水を飲むことができれば、満福中枢を刺激して、食べ過ぎを防ぐことにも繋がります。
2、脳梗塞・心筋梗塞対策
脳梗塞や心筋梗塞は、血液中のカルシウムが不足すると、歯や骨からカルシウムが血中に溶け出し、それが血管に付着し、動脈硬化を引き起こすことがリスクとなります。
なので、カルシムの豊富な硬水を飲んで血液内のカルシウム量を維持するようにしましょう。
3、心臓病対策
マグネシウムが最低でも30mg/リットル以上の海洋深層水を選びましょう。理想的なカルシウムとマグネシウムの比率は2:1で、カルシムの1日の摂取の目安は700mgでマグネシウムが350mgになります。カルシウムだけを摂り過ぎないように注意して下さい。
マグネシウムは海藻類、大豆瀬品、魚介類にも豊富に含まれていますが、吸収率が悪いのが難点です。水に含まれているマグネシウムは、イオン化されているので、効率よく吸収できるのがポイントです。
4、肥満対策
肥満対策の水飲み方法は、①多めの水(2.5リットル、夏は3リットル)を、②きちんと冷やす(22度)ことをして、③食べる前にもきちんと1杯飲む、というのがポイントです。水はカルシムとマグネシウムをバランス良く含んだ中硬水を選びましょう。
ドイツの栄養研究所のM・ボッシュマンの研究では体重の変化を観察した結果、水を500ミリリットル飲むと、飲んだ後にエネルギー消費量が30%も高まるようです。
5、便秘対策
目覚めの直後にマグネシウム豊富な冷たい水を飲むと良いでしょう。また、腸内細菌を活性化させる酵素サプリを一緒に摂ると、便秘改善の高い効果が期待できます。
6、肩こり対策
高硬度のアルカリ性の炭酸水を日中に飲むようにしましょう。炭酸水の中の二酸化炭素が血管に入ると、酸素を必要と認識する血管が自身を拡張させるので、穴が広がり、血流が良くなります。
新陳代謝を高めるアルカリ性の水を飲むことで、肩こりの軽減に協力できる可能性も高まります。
7、アトピー性皮膚炎対策
中硬水やアルカリイオン水で体の水分量を多めにキープしましょう。喉が渇き気味になると、イライラなどのストレスが肌ストレスへ変わる可能性もあります。水を飲む量を多めに意識ましょう。こまめに水を飲むなど、ちびちび飲みを実践していきましょう。
8、薄毛対策
シリカ水という水を飲みましょう。シリカは体内で生成することができないミネラルで、美肌・美髪のもとになるアミノ酸をしっかりと結びつける働きがあると言われています。
シリカは玄米、栗、ヒエなどの穀物からも豊富に取れます。
多様な種類のミネラルウォーターを適切なタイミングで飲もう
理想は30分起きにちびちび飲む
水にもたくさんの種類があります。自宅にウォーターサーバーがある方は、その水の1種類だけでも良いでしょう。ミネラルウォーターを買う方は、いろんな種類の水を飲むようにすると良いでしょう。
また、水は以下のタイミングで飲むことをオススメします。
・空腹時にこまめに1杯ずつ飲む
・のどの渇きが強い時に2杯
・就寝前にも1杯
・1杯150mlを1日10~15杯
30分置きに正確にちびちびと水を飲むことは難しいかもしれませんが、自分のできるペースの範囲で、水をこまめに飲むようにしましょう。
1度にたくさんの水を飲むのは危険です!
1日3リットル以上の飲水は避けましょう
限度以上に水を飲み過ぎると、「水中毒」になる危険性があります。血液中のナトリウム濃度が低下して、細胞が水びたしになり、体がむくんでいきます。夏場でも1日3リットルを限度にしましょう。
腎臓病や胃腸が悪い人は硬水を避ける
軟水と酵素を組み合わせましょう
腎臓病の人はカルシウムをろ過する機能が良くなっているため、カルシウム量が多い硬水を飲むと、腎臓に負担を掛けてしまいます。胃腸が悪い人がミネラルが豊富な硬水を飲むと、消化機能の低下を招きます。
胃腸の悪い人は、酵素で体内の腸内環境を正常化するのが良いです。腸にまで細菌が届くサプリメントを軟水と一緒に飲むと良いでしょう。組み合わせて飲むことで、どちらの健康習慣も続いていきます。
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