金太郎のようなゆで卵とは

最近では、コンビニで販売されている惣菜やお弁当が充実し、
ますますコンビニエント(convenient:便利)なストアになっています。

フレッシュな製品も充実し、
生野菜を使ったサンドイッチなど、
賞味期限が短い商品も種類が豊富です。

その中でも新鮮な野菜を使ったサラダは、
彩りや食事のバランスを考える人にとっては、
有り難いものです。

サラダに入っている野菜は様々ですが、
脇に添えられているスライスされた卵の正体を
ご存知でしょうか?

ゆで卵をスライスしたような輪切りの卵は、
実はゆで卵ではありません。

その正体は、「ロングエッグ」という商品です。

普通、あの卵のスライスを見る限りは、
球形のゆで卵を切っているように思えますが、
ロングエッグは、魚肉ソーセージのような
ビニールケースに封入された長い黄身と白身の加工食品です。

中心の長い棒状の黄身を取り囲むように、
白身が巻いてあり、
輪切りにすると、
金太郎飴と同じようにどこを切っても、
中心に黄身、それを取り囲むように白身
という構造なのです。

したがって、白身と黄身が同じバランスで、
まるでゆで卵をスライスしたような輪切りになります。

本物のゆで卵を使用すれば、
真ん中は利用できますが、
両端に残る白身だけの部分は、ムダになるので
ロングエッグは経済的ですし、合理的です。

このロングエッグは業務用でのみ販売され、
ピザや卵サラダ、ラーメン等に使用されています。

均一な輪切りのスライス卵として、
料理に使用できるため、
飲食店やスーパー、コンビニ向け商品の工場等で
広く利用されています。

コンビニでサラダを買う時に、
よく観察してみてはいかがでしょうか?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。