赤ワインの様々な効能とは?

一昔前と違って、
今ではワイン専門店ばかりでなく
スーパーのワインコーナーにも、
様々な種類のワインが並ぶようになってきました。

ワインの老舗とも言えるフランスばかりでなく、
南アメリカやアフリカ、オーストラリアから
個性的なワインが輸入され、
ワインファンにとっては嬉しい限りです。

ワインは、美味しさばかりでなく、
含まれる成分の健康効果についても
広く知られています。

赤ワインに含まれるポリフェノールには、
抗酸化力があり、
深刻な病気や老化の原因になるといわれている
活性酸素を体から取り除いてくれます。

特にブドウの種子に含まれるプロアントシアニジンは、
強い抗酸化力を示すことが報告されています。※1

また、
ブドウ種子から抽出したエキスを含むエサを食べたウサギは、
動脈硬化の発症が抑制されたという報告もあります。※2

10種類以上ものポリフェノールが含まれる赤ワインは、
緑茶ポリフェノール量の4倍ともいわれています。

ポリフェノールは、
熱を加えても変化することがないため、
赤ワインを使った料理から摂ることができます。

様々な効能がある赤ワインですが、
健康に良いからといっても、
飲み過ぎには注意しましょう。

※1. 細山浩、有賀敏明:健康食品素材としてのブドウ種子抽出物,FOOD Style21,66-70(1998)
※2. Yamakoshi, J. et al.: Proanthocyanidin-rich extract from grape seeds attenuates the development of aortic atherosclerosis in cholesterol-fed rabbits, Atherosclerosis, 145, 421-422 (1999)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。