安らぎだけじゃない?便秘解消にも効くハーブティー

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ハーブティーっていつからあるの?

ハーブティーの歴史は古く、紀元前約5000年より植物の薬効は利用されていたとされます(一説)。また、古代ギリシャにて医学の祖・ヒポクラテスがハーブを薬として使用していた事が解る記述が見つかっており、これを起源とする説もあります。いずれにせよ、ハーブの起源は西洋の古代文化に求める事ができます。

古代エジプトにおいても、ハーブが薬として利用されていました。その証拠の1つが、ミイラです。ミイラは、エジプトの死生観から見て“死者が復活した時、魂が返ってくる肉体”ですから、腐らないよう大量の防腐剤……つまり薬を使用する必要がありました。この薬として、ハーブが使われていたといいます。

歴史的に見たハーブの用法は、先述した“薬”の他に、“香料”という使い方もありました。香料としてのハーブは、古代ギリシャで広く用いられ、その古代ギリシャ人達は古代エジプト人達からハーブを学んだとも言われています。

どんな成分が便秘に効くの?

そんな昔から使われていたハーブティーですが、今では様々な効果があるとされています。その中の1つが便秘への効果です。便秘に効くハーブティーは、沢山あります。1つ1つ挙げていけば、枚挙にいとまが無い程です。代表的な便秘解消成分は、消化促進作用・整腸作用・ストレス緩和です。他にも、食物繊維を多量に含んだハーブティーもあります。

便秘の原因によって、どんな効能のハーブが有効かが変わってきますが有効だからと言って、ハーブティーをあまり飲み過ぎると、使用したハーブの種類によっては逆に身体の調子を悪くしてしまう場合があります。ハーブが強い場合、そのハーブが体質に合わない場合です。古くは薬として使われていたハーブにも、本当の薬同様副作用を持つ物もあるのです。

例えば、キャンドルブッシュというハーブ。こちらは便秘解消にダイレクトな効能を持っていますが、あまり多用すると、体質によってはお腹が緩くなる危険があります。ハーブも「用法用量を守ってご使用ください」という事ですね。

便秘解消に効くハーブティーの種類!

ここでは代表的なその種類をご紹介します。

まず、消化促進や整腸作用を持ったハーブティーは、カモミール茶・フェンネル茶が代表的です。カモミール茶は、ハーブ店でも手に入りやすく、また飲みやすいものですが、フェンネル茶は強いスパイスのような匂いが特徴です。それを苦手と感じる人には、フェンネル茶を別の飲みやすいハーブとブレンドして飲むという方法もあります。

便秘は、ストレスが原因の場合もあります。その場合は、ストレス緩和の効能を持ったハーブティーも有効です。こちらも、代表的なものはカモミール茶になります。ですが、ストレス緩和の効能はハーブティー全体の特徴でもあるので、味・香りを試しながら、自分好みの品種・ブレンドを探すのも良いでしょう。好きな味・香りのモノを飲む事が、最も身体に良いのです。

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