健康イメージの青汁!実際どれくらいの栄養があるの?

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とにかく健康によいとされる青汁。しかし、具体的にどのような栄養があり、体にどういう影響を与えているのか正確に知っている人は意外と少ないのではないでしょうか。
そこで、青汁に含まれている栄養素の中でも特に重要な「食物繊維」、「葉酸」、「ビタミンA」を取り上げ、それらについての説明を行います。

便通を良くする「食物繊維」

食物繊維には腸内環境を整え、便を軟らかくする水溶性植物繊維と腸内の水分を吸収することで便を数倍に膨れ上がらせ、腸の働きを刺激する不溶性食物繊維の2種類があります。そして、このふたつをバランスよく摂取することで快便を得ることができるのです。
ところが、不溶性食物繊維は日常的な食事で十分賄えるのに対して、水溶性食物繊維は食物に含まれる量が少なくて不足しがちです。その点、青汁は水溶性食物繊維が大量に含まれ、慢性的な食物繊維不足を補うことができます。
中には不溶性食物繊維が大量に含まれているタイプもありますが、不溶性食物繊維を摂取しすぎると逆に便秘になる可能性があるので注意が必要です。
自分の日頃の食事メニューを顧みて、健康補助食品として一番バランスの良い成分のものを選ぶのがよいでしょう。

まさに体の潤滑油「葉酸」

葉酸は水溶性ビタミンB群に分類される植物成分の一種です。
ビタミンB群には他の栄養素の働きを高めるという潤滑油のような性質があり、葉酸も赤血球、核酸、アミノ酸などの合成促進といった重要な役割を担っています。そのため、葉酸が不足すると貧血や口内炎などを引き起こす危険があります。言うなれば、油をささずにギシギシいっている自転車のような状態になるのです。

お肌や目の健康を守る「ビタミンA」

ビタミンAは肌や粘膜を様々な障害から守る働きをしています。逆に言うと、肌が荒れたり、口内炎になったり、視力が低下したりするのはビタミンA不足が原因の可能性が高いのです。
特に、夜盲症はビタミンAの欠乏で引き起こされることが知られています。つまり、肌や目の健康を維持するにはビタミンAは欠かせない栄養素だと言えるでしょう。
卵やレバーに多く含まれる栄養素なので摂取は比較的容易ですが、動物性ビタミンAの過剰摂取は逆に健康を阻害します。動物性食品だけに頼らずに植物性のビタミンAもバランスよく取ることが理想ですが、そのために最適な補助食品が青汁です。ケール、クマザサ、明日葉などにはビタミンAが豊富に含まれています。これらを原料としている青汁を積極的に摂取して肌と目の健康を守っていきましょう。

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