青汁に含まれる代表的な野菜には、ケールや明日葉、桑の葉、大麦若葉などがあります。これらの野菜には美容や健康にいいと言われる成分が豊富に詰まっています。
美容や健康のためには野菜に含まれる栄養素をバランスよく摂ることが必要ですが、それは簡単なことではありません。
しかし青汁であれば、手軽に有効成分を摂取できるのです。
では、具体的にはどのような成分があり、どのような働きをするのでしょうか?青汁を作っているケールや明日葉、大麦若葉の有効成分について紹介しましょう。
青汁のケールに含まれる栄養成分
青汁というとケール、という印象が強いでしょう。ケールはスーパーなどではなかなか手に入れられない野菜ですが、ケールにはさまざまな栄養成分が含まれています。
β-カロチンやルテイン、ビタミンC、カルシウム、食物繊維を多く含み、ダイエットや美肌に役立ちます。
さらに不眠症を改善すると言われるメラトニン、コレステロールを排出してくれたり、貧血を予防してくれたりする葉緑素、天然のアミノ酸でストレスの軽減に役立つGABA、といた栄養成分を含んでいます。
さらに、抗酸化作用や解毒作用のあるスルフォラフェンという栄養成分を含んでいるのもケールの特徴です。
青汁の明日葉に含まれる栄養成分
青汁の原料である明日葉は強い生命力を持っているのが特徴で、豊富な栄養成分を含んでいます。中でも特徴的な栄養成分がカルコンです。カルコンは明日葉以外の植物からは見つかっていないとされている栄養成分で、胃酸の分泌を抑える作用や抗菌作用があると言われています。
また、β-カロチンの量はケールや大麦若葉よりも多いと言われています。β-カロチンは粘膜の働きを向上させるとともに、動脈硬化の予防、ガンの予防などに効果が期待されています。
ビタミンB2の含有量も多い明日葉は、生活習慣病の改善に役立つとされ、造血ビタミンと言われるビタミンB12には強い抗酸化作用があります。
青汁の大麦若葉に含まれる栄養成分
青汁というと大麦若葉を連想する人も少なくないでしょう。大麦若葉は食物繊維、ビタミン、葉酸、カテキン、カルシウム、鉄分、マグネシウム、亜鉛、カリウム、葉緑素、SOD酵素などの栄養成分を含んでいます。食物繊維はキャベツの約15倍、葉酸はブロッコリーの約5倍と言われています。
葉酸やビタミン類は美肌や貧血予防などに重要な栄養成分で、女性にとってはうれしい効果が期待できます。大麦若葉に含まれる食物背には100gに対して約30gだそうです。食物繊維も豊富なので、腸内環境を整え便秘や下痢を改善してくれる働きもあります。
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