花粉症と免疫力

寒い冬から暖かい春へと季節が変わることを知るニュースといえば、
梅の開花でしょう。

しかしそのニュースの終わりに花粉の飛散情報などが放送されると、
聞いただけでも鼻がムズムズして、「やれやれ」と憂鬱な気分になる人も
少なくないでしょう。

花粉症は、免疫力が低下したことによって、体内に侵入した異物に対する
過剰反応が引き金となって発症する病気です。

花粉症の人が花粉を吸うと、白血球の中にあるリンパ球のTヘルパー細胞が
花粉を敵とみなし、抗体を造って異物を体外へ出そうとします。

くしゃみや鼻水がでるのは抗体の働きの表れです。

したがって花粉に対する不要な抗体が造られなければ、
くしゃみや鼻水は出にくくなるわけです。

花粉症の基本対策は、まず免疫力を高めるということになります。

免疫力を高めるには、たんぱく質とたんぱく質の代謝に
欠かせない水溶性のビタミンB6を摂ることが大切です。

魚介類や肉類、豆類などに含まれるビタミンB6単独でも、
リンパ球の抗体製造を抑制する効果があると言われています。(※1)

また青魚の魚油には、花粉症の症状を緩和すると言われている
EPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)も
多く含まれるため、免疫力を正常化する相乗効果が期待されます。

良質の食材を食べることで、花粉症を乗り切りましょう!

※1:岐阜市立女子短期大学研究紀要第55号(平成18年3月)
活性酸素によるマウスのリンパ球アポトーシスに及ぼすビタミンB6の影響

【やまだの青汁メモ】
やまだの青汁には、野菜などに含まれるビタミンB6をはじめB1、B2が
バランスよく調合されています。

たんぱく質は、1袋(3g)当たり0.44g(重量比:14.7%)含まれています。

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