お米と田んぼの価値

梅雨のシーズンになり、
秋から休んでいた田んぼもすっかり代掻きが終わり、
(しろかき:田植の前に水田に水を入れ、面を平らにする作業)
田植えの済んだ田んぼでは、
早苗がすくすくと育っています。

ずいぶんと洋食化が進み、
消費量が減ったとは言え、
日本人の主食は、お米です。

日頃、何気なく食べているお米ですが、
普通のお茶碗いっぱいのご飯の量について
ご存知でしょうか?

国の調査(※1)では、
炊きあがったお茶わん1杯のごはんの重さは、
およそ150グラム。

これを炊飯前の精米に置き換えると
65グラムぐらいになります。

その粒数は、およそ3250粒です。

収穫される時期の稲の1株は、
22本ぐらいの穂があり、
1穂には、およそ70~80粒のモミがついていますから、
ざっと2株でお茶碗一杯のご飯というという概算になります。
※2

家計という面から見ると、
お米の品種や購入する場所によって多少違いますが、
65グラムの精米の値段は、
平均するとおよそ33円です。

同じ調査で費用という面から比較すると、
食パン1食分(6枚切りを2枚分)は約50円、
ハンバーガー1個は159円、
ポテトチップス1袋(60~95グラム)は約152円となります。

ご飯一膳にちょっとした漬物を付けたとしても、
お財布に一番やさしいのはお米ということになります。

また、田んぼには、大雨の時に水を貯留させ、
下流域の洪水を軽減させる効果があります。

田んぼに水を貯めると、
夏場の「水打ち」と同じ効果によって、
周辺の気温が下がり、
ヒートアイランド現象を防止する効果など、
環境面からも日本の米作りは貴重だといえます。

※1 総務省 小売物価統計調査(平成25年度)
※2 参考データ:(公社)米穀安定供給確保支援機構

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