海藻は、低カロリーでありながら
脂質、糖質、さらにカルシウム、カリウム、マグネシウム、ヨウ素、鉄、亜鉛などのミネラル、
食物繊維、ビタミン類やタンパク質が豊富に含まれる
「海の野菜」ともいわれる優秀な食材です。
必要な栄養素がバランスよく含まれるため、
生物の起源が海から始まったということを
改めて知る食材とも言えます。
ある意味、周りを海に囲まれている日本は、
野菜畑に囲まれた幸せな国といえます。
しかも日本人は、海の野菜である海藻を
日頃の食事の中に良く取り込んでいます。
海藻は、緑藻類、褐藻類、紅藻類に分けられます。
緑藻類には青のりや青さがあります。
関西のタコヤキ、お好み焼きなど粉モンには欠かせません。
褐藻類には、わかめ、ひじき、こんぶ、もずくがあります。
褐藻類は、まさしく和食の根っことなる食材です。
紅藻類には、あまのりやてんぐさがあります。
あまのりは、海苔の佃煮や焼き海苔に加工されます。
またてんぐさは、ところてんや寒天の材料として加工されます。
日本人にとって、食事と密接に関わる海藻は、
今も昔や「ごはんの友」であり続けるでしょう。
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