明けましておめでとうございます。
今年もえみの和健康・美容コラムをご覧くださいまして
どうもありがとうございます。
スタッフ一同、皆様のご健康を心よりお祈りしています。
さて、子どもたちにとって夢のような冬休みもそろそろ終わりですね。
どのような冬休みだったでしょうか。
子どもたちと同様に、実は、ミツバチも冬休みをしていました。
さて? どのように過ごしていたのでしょうか…
今日は、ミツバチの冬休みについてご紹介しましょう。
ミツバチは、様々な種類の花の蜜を集めてくれる働き者です。
春を呼んでくれる「梅」、春の歓迎門とも言える「桜」、
初夏にさわやかな香りを放つ「柑橘類」、
秋の「コスモス」など四季に応じて、
小さな花にわずかしかない花の蜜を集めてくれます。
そればかりでなく、ビニールハウス栽培のイチゴのように果樹の受粉でも
大切な役割を担ってくれています。
そして、ミツバチといえば、
私達にたくさんの恩恵を与えてくれるありがたい存在ですね。
はちみつの他にも女王蜂だけが食べることができ、
栄養食の王様的存在でもあるローヤルゼリーや、
人の体の免疫力をアップしてくれるプロポリス、
更にはミツバチのお家の材料となっているミツロウで、
石鹸やろうそくといった生活用品まで人の暮らしを支えてくれています。
ところで、花のある季節は休む間もなく働いているミツバチですが、
花のない冬をどのように過ごしているのでしょうか?
寒さのために死んでしまうのでしょうか?
いえいえ、がんばり屋さんのミツバチは、昆虫としては珍しく、皆で協力して越冬するのです。
ご存じの方も多いと思いますが、飼育されているミツバチは、
人間が作った木製の箱に巣を作り、その箱の中で新しい次の子孫を育てます。
寒さが厳しい冬には、仮死状態でもなく、冬眠することもなく、
巣の中で起きたまま寒さをしのぎます。
ミツバチ達は、巣の中心部に集まり、蜂球と言われる状態になり、
外気温が零下に下がる厳冬でも巣の中の温度は30~35℃程度に保たれるため、
見事に越冬できるのです。
蜜の少ない冬の時期は、夏場に集めていた花の蜜や花粉を食べて
静かに冬を過ごします。
いわゆるミツバチの冬休みと言っていいかもしれません。
ゆっくり休んで、花の咲き乱れる春の夢でも見ているのではないでしょうか…。
コメントを残す