ココアの健康メモ

チョコレートやココアの原料となるカカオ豆には、
カルシウム、亜鉛、マグネシウム、鉄分など、
ミネラルがバランスよく含まれています。

原料として加工したカカオ豆に
砂糖や脂肪分などを加えれば
チョコレートになり、
脂肪分を取り除いて粉末にすれば、
ココアになります。

コーヒーやお茶が、
抽出した液体を飲むのに対して、
ココアは、
加工されたカカオ豆の粉末を
そのまま溶かして飲むので、
含まれる栄養をすべて摂ることができる
メリットがあります。

ココアには、
体内の活性酸素を取り除く
抗酸化作用でよく知られている
ポリフェノールを豊富に含んでいます。

カカオポリフェノールの抗酸化力は、
赤ワインの2倍、紅茶の40倍とも言われています。

またココアには、
脳内物質のセロトニンに働きかけて
リラックスさせる作用があると言われている
テオブロミンも含まれています。

遊離脂肪酸のカカオFFA(Free Fatty Acid)である
オレイン酸とリノール酸は、
胃潰瘍の原因とされている「ピロリ菌」を
殺菌する効果があります。

ココアの食物繊維であるリグニンには、
便通促進、コレステロール低下作用、
血圧低下作用などがあります。

このようにバランスの取れた
健康栄養食品であるココアは、
忙しい現代人が、カラダによいものを
サッと摂ることができる
ピッタリの一品といえます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。