ここ数日、涼しさを通り越して、
朝夕はめっきり初冬の寒さを感じる気温になってきました。
布団の中が居心地良く、時計とにらめっこをしながら、
起きるタイミングを粘っている方もいらっしゃるでしょう。
寝覚めたばかりは、体の筋肉がこわばっていますので、
布団の中でストレッチしてから起きると血流が促され、
朝の活動を始めるきっかけをサポートしてくれます。
ストレッチをすると筋肉は刺激を受けることで、
自律神経の働きが良くなります。
有酸素運動(エアロビクス)や筋肉に負荷をかけることで、
血流はよくなりますが、
ゆっくり行なうストレッチが血流を促すということは
あまりイメージできません。
動脈から送り出される血液は、
手足の末端まで心臓のポンプ活動によって、
酸素や栄養素を送り届けます。
送り出された血液が、
再び心臓へと送り戻されるには、
心臓の役割を手足の筋肉が代行します。
したがって、エアロビクスやウォーキングのような動作を行わなくても、
ゆっくり筋肉を動かす布団の中のストレッチであっても
筋肉が動くことで血流が良くなります。
睡眠時の横になった姿勢から、
日中に活動するための縦に起き上がった姿勢に移行する前に、
布団の中で手足を背伸びの要領でのばす、
足の裏をおしりにつけてゆっくり体をそらすなど、
チョットした筋肉のストレッチが脳への血流を促し、
スッキリと起きるための手助けをします。
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