加齢による転倒の危険性について

繁華街は多くの人が行き交い、いつも活気にあふれています。

やっと歩き始めたような子供から体育会系クラブ帰りの高校生、
仲良く歩く年配の夫婦など歳相応の歩調で歩いています。

また年令層が同じように思われる人でも、颯爽と歩く人もあれば、
疲れ気味なのでしょうか、歩幅も狭く猫背でとぼとぼ歩く人もいます。

歩くことは日常生活の中で多くの時間を費やす動作ですから、
特に気にかけることなどほとんどありません。

しかし、年令を重ねるに従って足の筋肉は衰えてきます。

加齢による歩行能力の衰えが原因となって、
転倒してしまう危険性が高まります。

バリアフリーは、加齢による足の能力の衰えをカバーする
という考え方から生まれたものです。

この発想は大いに尊重されるべきですが、
もう一つの考えとして、能力の衰えを予防するということも
大切なのではないでしょうか?

ではどのようなことに心がければ、
将来の転倒の危険性を軽減できるのでしょうか?

そのためには、加齢による歩き方の変化について
理解しておく必要があります。

○加齢に伴って変化する歩行動作
・歩行速度の低下
・一歩の長さ(歩幅)の減少
・一定時間に何歩すすんだか(歩調)の減少
・足が床に着いて体を支えている時間(支持時間)の増大
・両足が床に着いて体を支えている時間(両脚支持時間)の増大
・歩行中に下肢関節が運動した角度(下肢角度範囲)の減少
等です。

このような足の筋力の衰え、姿勢保持能力の低下、柔軟性の低下等が、
歩行動作の衰えといえます。

足に障害がある方をはじめ、各個人によって歩行運動の程度は違うのでしょうが、
今の自分の歩く能力を理解し、歩行能力を測る物差しを探しておけば、
現状の能力との差を知るために良いのではないでしょうか。

では、どのように物差しを探しましょう…。

そして、長続きして手軽にできる足の基礎運動とはどのようなものでしょう。

ー続くー

次回は、「歩くことを健康につなげるにために」です。

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