グルコサミンは関節の痛みを取り除くとともに、損傷した軟骨の修復、再生機能を持つ成分で、健康的に生活するために欠かせないものとして注目されていますが、適切な摂取量はどのくらいなのでしょうか。
1日の摂取目安量は1500mg程度が良いとされています。正確に厚生労働省などによって定められているわけではありませんが、この値を下回ると、効果が出るのに時間がかかってしまいます。
また、摂取しすぎたとしても自然に体外へ排出されるようになっているため、多めに摂取しても問題ありません。
試験の例でみるグルコサミンの摂取量
グルコサミンが変形性関節症に対して有効だという結果の出た試験において、その際のグルコサミンの摂取量は1,000~1,200mgでした。
これが、日本でグルコサミン塩酸塩の効果を確かめる臨床試験となると、1日あたり1,500~2,000mgで摂取をするようになります。それくらい、グルコサミンの摂取量は考え方によって違いがあるのです。
何から摂取すればよいか
グルコサミンは食事でも摂ることができます。しかし、毎日大量に摂取することが難しいため、サプリメントで摂取する方が一般的です。
効果を体感できるまでに最低でも半年はかかると言われているため、毎日の習慣として飲み続けましょう。
グルコサミンを多く含む食品は、動物性と植物性のものがあります。代表的であるのは、カニやエビなどの甲殻類、その他にはフカヒレやうなぎ(動物性)、ヤマイモやオクラ、なめこ(植物性)等があります。
含有量が少ないので必要量を摂取しようと思うとかなりの量が必要になります。また、甲殻類アレルギーの人はアレルギー反応が出る可能性もあるので過剰摂取には注意してください。
体重ごとの摂取目安と摂取の仕方
グルコサミンの1日の摂取目安は体重ごとに効果的な量が異なると、アメリカの研究で発表されています。神経質にきっちり守る必要はありませんが、目安として把握しておきましょう。
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